バッハのフルートソナタ
- hopekko8
- 1月20日
- 読了時間: 2分

昨日は以前某結婚式場ロビーで一緒に演奏していたフルーティストさんの門下発表会があり、様々なレヴェルや年齢の方々の伴奏をさせていただきました🎶
フルートは伴奏が難しい曲も多いですが、
今回の演奏曲の中で一番難しかったのはバッハのフルートソナタでした。
元々はフルートのソロに、通奏低音と呼ばれるチェロやコントラバスのような低音楽器と、チェンバロのような鍵盤楽器(ピアノはまだ無い)で伴奏する曲ですが、今回はピアノ一台用にアレンジされた楽譜(左手は主に通奏低音のパートを演奏し、右手はオブリガート〜メロディと一緒に演奏され、メロディの引き立て役となる旋律や和音〜・パート)を演奏するスタイルでした。(現在はそれが主流です)
一般的にピアノは右手がメロディ、左手が伴奏形を弾く事がとても多いですが、バッハの曲は複数の声部から成っていて(二部合唱や三部以上の声部のある合唱のパート全体を一度にピアノで弾くのをイメージしていただけるとわかりやすいと思います)左手でメロディ(テーマ、という呼び方になるでしょうか)を弾く事も多く、右手で弾いた時と同様のスムーズな演奏(右利きの方の場合)が求められます。
それだけではなく、それぞれの声部が横に流れて行くように(もちろん縦線も合わせながら)横の流れを意識して弾いていかなければならないので、いろいろとなかなか大変です。
それでも弾けば弾くほどその美しさを強く感じられるようになり、曲を理解しようとすればするほど練習はいつまでも終わらなかったのでした…、、、。
(写真はいただいたお花達です💐)
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